最新機種では採用されていないiPhoneの機能8選〜浦和のiPhone修理専門店が解説〜

店長

こんにちは!埼玉県さいたま市浦和のiPhone修理専門店『iPhone修理のスマケア工房』店長です。ご覧いただきありがとうございます。
当店は「即日対応・データそのまま・安心品質」をモットーに、iPhoneのバッテリー交換や画面修理、水没復旧など幅広く対応しています。浦和駅から徒歩圏内でアクセスしやすく、地域の皆さまに信頼いただける修理サービスを目指しています。

今回のテーマ

本日のテーマは「廃止されてしまったiPhoneの機能8選」です。
日々お客様と接している中で「昔のiPhoneにあった機能が使えない」「前の機種の方が便利だった」というお声をよく耳にします。
実は、iPhoneは進化を続ける中で、数多くの機能が廃止されてきました。

サムネール

今回はそんな“今では使えないけれど、かつては便利だったiPhone機能”を8つ厳選してご紹介します。
「なぜ廃止されたのか」「今も惜しまれる理由」「修理・設定サポートでできること」などを、iPhone修理現場の視点から詳しく解説します。

1.Touch ID(ホームボタン型指紋認証)

機能概要

iPhone 5sで初搭載されたTouch IDは、指紋認証によるスムーズなロック解除機能。ワンタッチで支払い認証まで行える手軽さが魅力でした。

廃止理由

全面ディスプレイ化による物理ボタンの撤廃と、Face ID(顔認証)への完全移行が主な理由です。

惜しまれる理由
  • マスクやメガネをしていても解除できた
  • 片手操作がしやすい
  • SEシリーズでは今も継続採用されており、根強い人気があります

現在でも「Face IDが苦手なのでTouch ID搭載のiPhone SEを選ぶ方」も少なくありません。

2.Lightningコネクタ

機能概要

2012年のiPhone 5から10年以上採用されたApple独自規格。上下どちらでも挿せる快適な構造で、数多くのアクセサリーが登場しました。

廃止理由

USB-Cへの国際統一規格化。iPhone 15シリーズから完全に移行しています。

惜しまれる理由
  • 長年のLightning資産(ケーブル・ドック・マイクなど)が使えない
  • iPhoneらしさが薄れたと感じるユーザーも
  • 修理の現場でもLightning端子の構造が非常に完成度が高かったと評判です

3.3.5mmイヤホンジャック

機能概要

iPhone 6Sまでは搭載されていた有線イヤホン端子。誰もが持っているイヤホンがそのまま使える汎用性が魅力でした。

廃止理由

防水性能と内部スペース確保、ワイヤレス化推進のため。AirPodsの登場とともに役目を終えました。

惜しまれる理由
  • 音質重視派は今でも有線イヤホンを好む
  • 充電しながら音楽が聴けなくなった不便さ
  • 業務用端末として使う店舗では、有線接続の安定性が重宝されていました

4.3D Touch(感圧タッチ機能)

機能概要

画面を押し込む強さで動作が変わる3D Touch。プレビューやショートカットが直感的に使え、操作の幅を広げました。

廃止理由

複雑な構造による製造コストの上昇と、ユーザーが十分に活用できていなかった点。代わりにHaptic Touch(長押し)が採用されました。

惜しまれる理由
  • ゲームアプリやイラスト制作アプリで重宝されていた
  • 長押しよりもレスポンスが早く、操作感が良かった
  • 修理スタッフの間でも「廃止が惜しい機能No.1」と評判

5.強制再起動のシンプル操作

機能概要

iPhone 6までは「ホームボタン+スリープボタン長押し」で再起動できました。

廃止理由

物理ボタンの減少と、緊急通報システムの導入により複雑化。現在は3ステップ以上の操作が必要です。

惜しまれる理由
  • 故障・フリーズ時にすぐ対応できた
  • 高齢者や初心者でも覚えやすかった
  • 修理現場でも動作確認の時に重宝していた

6.バッテリー残量の常時%表示

機能概要

以前は画面上部に常にバッテリー残量が数字で表示されていました。iPhone X以降はノッチの関係で非表示に。

廃止理由

デザイン上のスペース不足。ユーザーが設定で切り替えられるようになったものの、見づらいと感じる声も。

惜しまれる理由
  • 正確な残量を常に把握したい
  • 業務用途では残量管理が重要
  • 「ぱっと見で安心できる」表示は小さなストレス軽減でもありました

7.バッテリー交換しやすい設計

機能概要

iPhone 4や5の頃は、比較的簡単にバッテリー交換が可能でした。ネットでバッテリーを購入すると簡易工具も同梱されており、チャレンジするユーザーも多かった。

廃止理由

防水構造化と筐体の薄型化により、密閉度が高まりユーザーによる交換が困難に。

惜しまれる理由
  • 自分で交換できた時代は維持コストが安かった
  • 修理依頼が必要になり、費用・時間の負担が増えた
  • 「自分で直せるiPhone」を懐かしむユーザーも多い

8.iOS 6までのスキューモーフィックデザイン

機能概要

メモ帳は本物のノート風、カレンダーは皮革の手帳風――そんなリアルな質感を追求したデザイン。

廃止理由

2013年のiOS 7以降、Appleはフラットデザインへと完全移行。よりシンプルで現代的な印象へシフトしました。

惜しまれる理由
  • 初心者にも直感的で親しみやすかった
  • iPhoneらしい「温かみのある世界観」
  • 一部ファンの間では“神デザイン”と今でも語り継がれています

まとめ:進化の裏にある「失われた名機能たち」

iPhoneの進化は、ただ便利になるだけでなく、“何かを捨ててきた歴史”でもあります。
Touch IDやLightning端子のように惜しまれる機能もあれば、3D Touchのように技術的挑戦として語られる機能もあります。
しかし、こうした廃止の背景を知ることで、今使っているiPhoneの設計思想や利便性をより深く理解できるはずです。

「昔のiPhoneの方が良かった」と感じる瞬間があれば、
それはあなたがiPhoneを本気で使い込んできた証拠です。

当店では、最新機種から旧モデルまで、iPhone修理・設定サポート・トラブル診断を行っています。
古い機種の使い方や設定のご相談もお気軽にどうぞ。