【修理事例】iPhone12 Proの画面修理&バッテリー交換を同時に実施!

こんにちは!埼玉県さいたま市浦和のiPhone修理専門店『iPhone修理のスマケア工房』店長です。ご覧いただきありがとうございます。
当店は「即日対応・データそのまま・安心品質」をモットーに、iPhoneのバッテリー交換や画面修理、水没復旧など幅広く対応しています。浦和駅から徒歩圏内でアクセスしやすく、地域の皆さまに信頼いただける修理サービスを目指しています。
今回のテーマ
本日のテーマは「iPhone12 Proの画面修理&バッテリー交換事例」です。
最近は、iPhone12シリーズでもバッテリー劣化が進み始めており「画面修理のついでに交換しておく」ケースが増えています。

ご来店時の症状とお客様のご相談内容
お客様からのご相談内容は以下の通りです。
- 「画面が割れて、ところどころタッチの反応が悪くなった」
- 「バッテリーの減りも早い気がする」
実際に状態を確認したところ、画面下部に強くぶつけたようなヒビ割れがあり、タッチが効かないエリアも発生していました。さらに、設定アプリの「バッテリー」項目を見ると『最大容量が74%』になっており、すでに「バッテリーの著しい劣化」のメッセージも表示されていました。この状態では、突然のシャットダウンや充電トラブルの可能性もあります。
修理と買い替えの比較検討
お客様には次の2つの選択肢をご案内しました。
- 新しいiPhoneへの買い替え
- 現在のiPhone12 Proを修理・延命
今回は「まだ本体はきれいで、動作も問題ない」「データをそのまま残したい」というご希望があり『修理(画面+バッテリー交換)』を選択いただきました。修理費用は税込19,800円となり、買い替えと比べるとかなり経済的です。
修理作業の流れ(24カットで解説)
今回の作業は、定点カメラで記録を残しながら行いました。
以下、代表的なカットを抜粋して解説します。
01:端末の状態
画面下部に激しいヒビが入り、更に部分的にタッチ不良に陥っていた。

02:ペンタローブネジ
本体下側の端に留められているペンタローブネジ(星型の特殊ネジ)2本を外します。

03:フロントパネルオープン1
下側のフロントパネルとフレームの隙間にスパッシャーを差し込み、下面→側面の順にスライドして防水テープを剥がしていきます。

04:フロントパネルオープン2
次ににフロントパネル上部の固定ツメとテープを慎重に外していきます。

05:フロントパネルオープン3
リボンケーブルが接続されている本体左側に「本を開くように」開けていきます。

06:ディスプレイケーブル
金属製のカバーを外し、ディスプレイケーブルのコネクター2本を外します。

07:フロントセンサーケーブル
金属製のカバーを外し、フロントセンサーケーブルのコネクター1本を外します。

08:フロントパネルを外す
ケーブル3本を外したら、防水テープや固定ツメのひっかりに注意しつつフロントパネルを外します。

09:バッテリーコネクター
プラスチック製のスパッシャーを使用して、バッテリーコネクターを外します。

10:バッテリー
バッテリーを固定している粘着テープを慎重に剥がし、バッテリーを取り外します。

11:新しいバッテリー1
新しいバッテリーは1度仮置きして、ケーブルの折り目を調節します。

12:新しいバッテリー2
新しい粘着テープをバッテリー裏面にセットし、しっかりと固定します。

13:フロントセンサー1
元のフロントパネルからセンサーユニットを取り外すため、固定ネジ4本を外します。

14:フロントセンサー2
イヤースピーカーをめくり、接着されているセンサーを慎重に外していきます。

15:新しいフロントパネル
新しいフロントパネルを取り出し、保護テープを剥がしていきます。

16:フロントセンサー3
フロントセンサーを取り付けます。この際、建て付けが悪いとFace IDに不具合が生じることもあるので、位置だけでなく埃の付着などにも注意します。

17:フロントセンサー4
フロントセンサーを正しい位置に取り付けたことを確認し、ネジ4本で固定します。

18:本体と接続
ディスプレイケーブル2本とフロントセンサーケーブル1本を本体にしっかりと取り付けます。

19:起動テスト
ケーブルを接続した状態(仮組み)で本体の電源を入れ、問題なく起動することを確認します。

20:動作確認
画面表示やタッチパネル、各種機能が問題なく動作するかをチェックします。修理前にタッチがきかなかった部分や、バッテリーの状態などをしっかりと確認。

21:本組み立て1
一度電源を切り、新しい防水テープを貼り直してから本組み立てに入ります。再度コネクターの緩みがないかを確認してカバーを取り付け、フロントパネル上部の固定ツメを取り付けます。

22:本組み立て2
本体左側のケーブルを挟まないように注意しつつ、上から下に向かってフロントパネルをはめていきます。

23:ペンタローブネジ
フロントパネルがしっかりとはまったことを確認したら、本体下部にペンタローブネジ2本を取り付けます。

24:完了
再度電源を入れ、入念な最終動作確認を行います。

作業時間はおよそ30分で完了しました。もちろん、データはそのまま・即日返却です。
修理後の状態とお客様の声
修理完了後は、お客様ご本人と一緒に動作確認を実施。画面表示はクリアになり、タッチ操作もスムーズに。バッテリーも『最大容量が100%』を確認し、電流・電圧測定も問題ありませんでした。
お客様からは、
「新品みたいになった!」「買い替えなくてよかった!」
と嬉しいお言葉をいただきました。
修理後のアドバイスと保証内容
お渡しの際には、以下の内容をご案内しました。
- 画面を守るための強化ガラスフィルムやケース選びのポイント
- バッテリーを長持ちさせるコツ(20〜80%の範囲を意識)
- 修理後の保証内容(3か月間動作保証)
修理はただ直すだけでなく、次に壊さないためのアドバイスも大切です。
まとめ:修理で“延命”という賢い選択
iPhone12 Proのように性能がまだまだ現役のモデルは、画面とバッテリーを交換することで新品同様の使い心地を取り戻すことができます。
浦和・南浦和・中浦和エリアで「買い替えか修理か迷っている」という方は、ぜひ一度当店へご相談ください。最適な選択肢をご提案いたします。
【今回の修理内容】
修理内容:iPhone12 Pro 画面割れ+バッテリー交換
所要時間:約30分
修理費用:19,800円(税込)
修理保証:3か月間
データ:そのまま残ります


