中古iPhoneの販売価格相場とおすすめモデル〜「賢い選び方」と「失敗しない購入術」〜

店長

こんにちは!埼玉県さいたま市浦和のiPhone修理専門店『iPhone修理のスマケア工房』店長です。ご覧いただきありがとうございます。
当店は「即日対応・データそのまま・安心品質」をモットーに、iPhoneのバッテリー交換や画面修理、水没復旧など幅広く対応しています。浦和駅から徒歩圏内でアクセスしやすく、地域の皆さまに信頼いただける修理サービスを目指しています。

今回のテーマ

本日のテーマは「中古iPhoneの販売価格相場とおすすめモデル」です。
iPhoneは新機種が登場するたびに、その価格は右肩上がり。最新のiPhone 16や17シリーズでは、Proモデルが20万円を超えることも珍しくありません。もはや「スマートフォン」というより、ノートパソコンやハイスペックカメラに匹敵する高額製品です。

サムネール

しかし一方で、日常的に使う機能は数年前のモデルでも十分対応できます。通話、LINE、SNS、ネット検索、写真撮影などはiPhone 11や12でも快適です。こうした背景から、最近では「中古iPhoneを選ぶ」という選択肢がますます現実的で人気となっています。

そういった背景により中古市場は年々拡大し、良質な端末を手に入れるチャンスも増えてきました。

現在の中古iPhone販売価格相場(2025年10月時点)

中古iPhoneの価格は、状態・容量・キャリア・SIMロック有無などによって大きく変動します。以下は、全国的な中古相場の目安です。

モデル販売価格相場
iPhone 15約100,000〜120,000円
iPhone 14約80,000〜100,000円
iPhone 13約60,000〜80,000円
iPhone 12約40,000〜55,000円
Phone SE(第3世代)約70,000〜80,000円
Phone SE(第2世代)約20,000〜35,000円

※上記価格は「状態A」「SIMフリー」「ストレージ容量最大」モデルを想定しています。
※「SIMフリー」=「SIMロック解除」については、明日のブログで詳しく解説します。

予算別おすすめモデルとその特徴

■ 3万円以下の低予算で探すなら
→ iPhone SE(第2世代)・iPhone 8

サブ機やお子様用スマホとして根強い人気。Touch ID搭載で操作も簡単、コストパフォーマンス抜群です。Apple Payも使え、通話・LINE・SNSも快適です。バッテリー交換も比較的安くできるので、まだまだ現役として使えます。

■ 5万円前後でバランス重視なら
→ iPhone 12 / 12 mini

軽量で5Gにも対応。デザインも現行機とほぼ変わらず、性能面でもまだまだ長期利用が可能。特にminiシリーズは手のひらサイズで扱いやすく、女性ユーザーにも人気です。ひとつ後のiPhone 13シリーズよりもかなりコスパが良いと言えます。

■ 8万円以上で長期利用を見据えるなら
→ iPhone 13 / 13 Plus

カメラ性能・処理速度ともに優秀で、ゲームや動画編集も快適。中古でも人気が高く、品薄になることも多いモデルです。「新品は無理だけど長く使いたい」という方に最適です。

■ 番外編:どうしてもホームボタンが使いたいなら
→ iPhone SE(第3世代)

現時点でホームボタンおよびTouch ID(指紋認証)が使える最後のモデルとなります。第2世代と比べて倍以上の値段となりますが、5Gに対応し、今後のサポート期間も長いことから人気があるモデルです。

中古iPhone購入時のチェックポイント

中古品は「外観がきれい=良品」とは限りません。内部状態に注目することが重要です。次の7項目は必ず確認しておきましょう。できれば、実際に端末の状態を確認できる販売店で購入するのがおすすめです。

  • バッテリー最大容量(80%以下は交換前提)
  • True Tone表示があるか(修理歴があると消えている場合あり)
  • 「不明な部品」表示があるか(非正規修理歴あり)
  • Face ID / Touch IDが正常に機能するか
  • カメラにゴミや曇りがないか
  • 画面の発色・タッチ反応にムラがないか
  • 水没反応(SIMスロット内部の水没マーカー)
  • SIMロックがかかっていないか
  • ネットワーク利用制限が「×」になっていないか
  • アクティベーションロック解除済みか

特に最後の2項目はクリアされていなければ絶対に使用できないので、購入してはなりません。店舗側での確認不足で『使用不能端末』を販売してしまうケースがあるため注意が必要です。
それ以外の項目については、いわゆる「査定額が下がる要因」なので、相応の価格でご自身が納得できるのであれば購入するのもありです。しかし、通常の相場価格での購入は“損”となるため、注意しましょう。

中古iPhone購入の落とし穴

修理現場では、「ネット通販で安く買ったけどトラブルになった」という相談も少なくありません。たとえば以下のようなケースです。

  • 画面が非純正で色味が悪い・タッチ反応が鈍い
  • バッテリーが交換済みだが容量偽装されていた
  • カメラがぼやけている・ピントが合わない
  • 充電ポートが緩い・ぐらつく

ネット通販では外見の写真だけで判断しがちですが、実際に手に取って確認できる中古専門店での購入をおすすめします。

修理 or 中古購入という選択肢

  • 今のiPhoneを修理して使い続けるか
  • 中古を買って乗り換えるか

この判断に迷う方は多いです。修理でバッテリーや画面を交換すれば、あと1〜2年快適に使えるケースも多く、中古を買うより経済的な場合もあります。逆に、現在の端末が古くなりすぎてOSアップデート対象外になっている場合は、中古の新しめモデルに乗り換えるのも一つの手です。
当店では、修理店ならではの知見を活かして、あなたに最適な選択を一緒に考えることができます。

中古iPhoneをより長く快適に使うために

中古iPhone購入後は「バッテリー交換」などのメンテナンスを行うことで寿命を延ばせます。また、衝撃吸収フィルムやスマホコーティングを施すことで、再販時の価値を保つことも可能です。中古iPhoneは“使い捨て”ではなく、“手入れをしながら長く使う”という意識が大切です。

まとめ:賢く選べば中古iPhoneは“最高のコスパ端末”

中古iPhoneは、選び方さえ間違えなければ「新品の半額でほぼ同等な使い心地」を実現できる優れた選択肢です。ただし、安さばかりを追うとトラブルに遭うことも。信頼できる販売店で、状態確認を行った上で購入することが何より大切です。

浦和・さいたまエリアで中古iPhoneの購入を検討中の方は、ぜひ当店にお気軽にご相談ください。修理と販売の両方に精通したスタッフが、あなたに最適な選択肢を丁寧にご案内いたします。