iTunesのアップデートで「不明なエラー(7)」で諦めた方へ朗報!〜今なら復旧できるかも〜

店長

こんにちは!埼玉県さいたま市浦和のiPhone修理専門店『iPhone修理のスマケア工房』店長です。ご覧いただきありがとうございます。
当店は「即日対応・データそのまま・安心品質」をモットーに、iPhoneのバッテリー交換や画面修理、水没復旧など幅広く対応しています。浦和駅から徒歩圏内でアクセスしやすく、地域の皆さまに信頼いただける修理サービスを目指しています。

今回のテーマ

本日のテーマは「iTunesでiPhoneのアップデート中に「不明なエラー(7)」で諦めたことがある方に朗報!」です。主に『リンゴループ』の解決策として、iPhoneをiTunesに接続してアップデートを試みた際に「不明なエラー(7)」というメッセージが表示されて失敗した経験はありませんか? あるいは、当店のような修理店で「不明なエラー(7)」が出たので修復できません。と言われた経験はありませんか?

サムネール

5年ほど前までは、このエラーメッセージが表示されると「修復不能」と言われていました。当時は、筆者も何度もこのエラーに遭遇し、やむなくお客様へ「復旧できません」とご案内した記憶があります。

しかし——今は事情が変わっています。

最近のiTunes(Finder)では、この「不明なエラー(7)」をほとんど見かけなくなりました。実際、かつてこのエラーで復旧不可能とされていたiPhoneが、現在の環境では正常に復旧できるケースが増えているんです。

「不明なエラー(7)」とは何だったのか?

Appleからこのエラーの正式な説明は発表されていませんが、筆者の修理経験をもとに推測すると、これは『ストレージ容量不足』によって発生していた現象だと考えられます。

リンゴループの際に行う「iTunesでアップデート」は、外部のパソコンから最新iOSを上書きインストールして、システムクラッシュを修正する試みです。このとき、iPhone内部には新しいシステムを展開するための空き領域が必要になります。アップデートの仕組みを簡単に説明すると、

  1. 既存のiOSデータを残したまま新しいiOSを空き領域に展開
  2. 設定・データ・アプリ情報を引き継ぎ
  3. インストールが完了したら、旧システムを削除

という流れで行われます。

つまり、空き領域が足りない状態では新iOSを展開できず「不明なエラー(7)」が発生していたというわけです。実際にリンゴループになる直前の状態を、お客様に詳しく確認すると、写真やアプリでストレージがギリギリであったというケースがほとんどでした。

また、この説を裏付けるもうひとつの根拠として「初期化すれば間違いなく動作した」ということが挙げられます。当時は「新端末を購入する余裕がない」など、止むに止まれぬ事情により『初期化』を選択するお客様もいらっしゃいました。そういう時は、追加料金なしで初期化作業を行なっていたのですが、ほぼ全てのケースで問題なく動作しました。これは「不明なエラー(7)」がメモリやCPUの物理的損傷ではなく、あくまでデータの問題であったことを示しています。

現在のiTunesでは改善されている?

では、なぜ最近このエラーを見なくなったのでしょうか。これも筆者の推測ですが、おそらく現在のiTunesでは「アップデート処理の仕組み」そのものが改善されているからです。最新のiTunesは一時的にパソコン側にシステム情報を保存し、iPhone内の不要領域(旧システムを含む)を自動的に整理してからアップデートを実行するようになっていると思われます。つまり、内部ストレージに空きがほとんどなくても、アップデートが成功するよう設計が変わったのです。

これは非常に大きな進歩です。最近では、ストレージ残り数百MBの状態でもアップデートが成功するケースが確認されています。アップデート後、容量を確認するとやはり「空きがほとんどない」状態ですが、システムは正常に動作しています。

以前のiPhoneを「保管したまま」の方へ

当時筆者は「不明なエラー(7)」により復旧できなかったお客様に「今は修復できませんが、もしかしたら将来方法が見つかるかもしれません。初期化せずに保管しておいてください」とご案内していました。

そして今、その『いつか』が現実になりつつあります。

もし、昔「不明なエラー(7)」で復旧を諦めたけれど、データを消したくなくて保管してある、というiPhoneをお持ちなら、ぜひ一度当店にご相談ください。現在のiTunes環境や修理技術を使えば、当時は不可能だったデータ復旧が成功する可能性があります。

データを守るための注意点

但し、復旧に成功した場合でも、アップデート直後はストレージが非常に圧迫されています。再び不具合が発生するリスクを減らすため、以下の点に注意しましょう。

  • 復旧後すぐに不要な写真やアプリを削除して空き容量を確保する
  • 自動アップデートをオフにし、安定動作を確認してから実行する
  • iCloudやiTunesでバックアップを取っておく

特にリンゴループからの復旧直後は、内部のストレージ管理情報が不安定になっている場合もあるため、早めのバックアップ作成が最重要です。

修理店としてのアドバイス

当店では「リンゴループ修復」「起動しないiPhoneのデータ復旧」「iTunesエラー対応」などのサポートを多数行っています。お客様の中には「昔のiPhoneを処分できず、引き出しに眠らせている」という方も多くいらっしゃいます。そのiPhone、もしかしたら今なら動くかもしれません。私たちは「データを救いたい」というお客様の気持ちに寄り添い、初期化せず、できる限りの方法で復旧を試みています。

まとめ|不明なエラー(7)は、もう“過去のトラブル”かもしれません

かつてiPhoneの修復を絶望的にしていた「不明なエラー(7)」。それは、当時のシステム構造とストレージ制約による限界でした。しかし、今のiTunesではその問題が改善され、かつて復旧できなかったiPhoneが今なら復活する可能性があります。

  • もう無理だと思って保管してあるiPhone
  • データを取り戻したいけど怖くて初期化できなかったiPhone

――そんなiPhoneをお持ちの方は、どうか一度ご相談ください。私たちが、もう一度そのiPhoneの息を吹き返すお手伝いをいたします。

浦和・川口でiPhoneのリンゴループ・データ復旧なら「iPhone修理のスマケア工房」へ! iTunesエラー対応やデータ救出目的の修理もお任せください。ご相談・お見積りは無料です。