iPhoneを無くしてしまったらどうする?〜今すぐ取るべき行動と事前にしておくべき準備〜

店長

こんにちは!埼玉県さいたま市浦和のiPhone修理専門店『iPhone修理のスマケア工房』店長です。ご覧いただきありがとうございます。
当店は「即日対応・データそのまま・安心品質」をモットーに、iPhoneのバッテリー交換や画面修理、水没復旧など幅広く対応しています。浦和駅から徒歩圏内でアクセスしやすく、地域の皆さまに信頼いただける修理サービスを目指しています。

今回のテーマ

本日のテーマは「iPhoneを無くしてしまったらどうする?」です。「いつもポケットやカバンにあるはずのiPhoneがない!」そんなとき、焦ってあちこち探し回ってしまう気持ちはよくわかります。しかし、ぼやぼやしているうちに、誰かに拾われて電源を切られてしまうと、位置情報も追跡できなくなってしまいます。

サムネール

iPhoneを無くした時にできることは「どんな設定をしていたか」によって大きく変わります。特に「探す」アプリを有効にしているかどうかが、対応の分かれ目になります。

この記事では、

  • 「探す」機能を設定していた場合の正しい対処手順
  • 設定していなかった場合の緊急対応策
  • 今後のための備えと予防策

を、現場のサポート視点で詳しく解説します。

まず確認!「探す」が有効になっているか

「探す」アプリ(旧:iPhoneを探す)は、iPhoneを紛失したときの“命綱”とも言える機能です。この機能がオンになっていれば、iCloudを通じて地図上で位置を追跡できるほか、遠隔操作で「サウンド再生」「紛失モード」「データ消去」なども可能になります。設定方法は以下の通り:

設定 → Apple ID(最上部) → 探す → iPhoneを探す → オン

「最後の位置情報を送信」もオンにしておくと、バッテリーが切れる直前の場所を記録してくれます。

探すがオンになっていた場合の手順

では、もし「探す」を有効にしていた場合、どう動くのが最も効果的か、順を追って見ていきましょう。

ステップ1:別のデバイスから「探す」アプリを開く

自分のiPadやMac、または家族のiPhoneがあれば、同じApple IDでログインして「探す」アプリを開きます。別の端末がない場合は、パソコンや他人のスマホからでもOK。Webブラウザで「iCloud.com/find」にアクセスして、同じApple IDでログインすれば、同様の操作が可能です。

ステップ2:地図上でiPhoneの現在位置を確認

iPhoneがオンライン状態なら、現在位置が地図上に表示されます。

  • 近くにある場合 → サウンドを再生して鳴らす
  • 遠くにある場合 → 最後に通信があった位置を確認

もし「位置情報が取得できません」と表示されても「最後に検出された場所」は確認できます。焦らず、そこからの行動履歴を思い出してみましょう。

ステップ3:「紛失モード」をオンにする

すぐに見つからない場合は、“紛失モード”を有効化してください。これにより:

  • iPhoneが自動的にロックされる
  • ロック画面に「連絡先電話番号」や「メッセージ」を表示できる
  • Apple Payなどの決済が一時停止される

つまり、拾った人が中身を見たり不正利用することを防げます。メッセージ欄には:

「このiPhoneを拾われた方は○○-○○○○-○○○○までご連絡ください」

と書いておくのが効果的です。

ステップ4:SIM(またはeSIM)の利用停止手続き

通信契約が生きたままだと、SIMカードを取り出されて不正利用のリスクがあります。キャリアのサポートセンターに連絡して、一時的に通信を停止してもらいましょう。

主要キャリアの連絡先:

  • ドコモ:151(ドコモの携帯から)
  • au:157(auの携帯から)
  • ソフトバンク:157(ソフトバンクの携帯から)

ステップ5:警察に遺失届を出す

最寄りの交番や警察署に行き「携帯電話を紛失した」と届け出ましょう。その際「製造番号(IMEI)」を伝えると照会がスムーズになります。「製造番号(IMEI)」は購入時の箱に記載されています。「探す」が有効でも、拾得物として届くケースは意外と多いので、必ず届け出ましょう。

「探す」が設定されていなかった場合の緊急対応

もし「探す」を有効にしていなかった場合は、残念ながらiPhoneの追跡はできません。ただし、被害を最小限に抑えるための行動は取れます。

  1. すぐにパスワードを変更:
    → Apple ID、LINE、Google、SNSなど主要サービスすべて。
  2. キャリアに連絡し、SIM停止手続き:
    → 通信契約の悪用防止。
  3. Apple Payなどの電子マネーを停止:
    → クレジットカード会社にも連絡を。
  4. 警察に遺失届を提出:
    → IMEI番号を伝えると照会しやすい。

最悪、iPhone自体は戻らなくても、個人情報や金銭被害を防ぐことが最優先です。

予備回線・予備機があると安心

もし可能であれば、予備回線(サブSIM)や予備のiPhoneを用意しておくと、紛失時にすぐ通信環境を復旧できます。たとえば:

  • メイン:物理SIM
  • サブ機:格安eSIM(低料金データプラン)

のような構成にしておくと、トラブル時でも連絡を取る手段が残ります。また、古いiPhoneをサブ機として「探す」アプリ専用にしておくのもおすすめです。

iPhoneが見つかったら

iPhoneを見つけたあとは、忘れずに以下の操作を行いましょう。

  • 「探す」アプリで紛失モードを解除
  • キャリアに連絡してSIM停止を解除
  • セキュリティの見直し(パスコード・Apple IDのパスワードを変更など)

見つかったiPhoneを再利用する際は、iCloudバックアップの整合性も確認しておくと安心です。

今後のためにやっておきたい3つの設定

  • 「探す」機能をオンにしておく:
    → 位置情報追跡と「最後の位置を送信」をセットで。
  • Apple IDの2段階認証を有効に:
    → 第三者による不正アクセスを防止。
  • iCloudバックアップを定期的に:
    → 万が一端末が戻らなくても、データは復元可能。

まとめ:修理店スタッフのひとこと

iPhoneを探せるかどうかは、日頃の設定次第で明暗が分かれます。これを機に「探す」をオンにして、連絡先を整理しておきましょう。そして、もし紛失してしまったときは、焦らず順を追って行動してください。「探す」機能が生きていれば、見つかる可能性は十分にあります。

浦和・川口エリアでiPhoneの設定・データ復旧・トラブルサポートなら「iPhone修理のスマケア工房」へ。「探す」設定やApple IDの確認、eSIM再発行などもサポートしております。突然のトラブル時もお気軽にご相談ください。