【突然のタッチ不良】画面が反応しない時の対処法まとめ〜できることは意外と多い!〜

こんにちは!埼玉県さいたま市浦和のiPhone修理専門店『iPhone修理のスマケア工房』店長です。ご覧いただきありがとうございます。
当店は「即日対応・データそのまま・安心品質」をモットーに、iPhoneのバッテリー交換や画面修理、水没復旧など幅広く対応しています。浦和駅から徒歩圏内でアクセスしやすく、地域の皆さまに信頼いただける修理サービスを目指しています。
今回のテーマ
本日のテーマは「【突然のタッチ不良】画面が反応しない時の対処法まとめ」です。iPhoneを使っていると、ある日突然『画面タッチが全く反応しない』という深刻なトラブルに遭遇することがあります。修理店でも相談の多い症状で、タッチが効かないとロック解除を含むほとんどの操作が行えず、とても不便です。

しかし実は『タッチできなくてもできる操作』は意外と多く、正しい手順さえ知っていれば「データ保護」「連絡手段の確保」「一時的な操作」などが可能です。
また、強制再起動で直るケースもありますが、再起動すると「Siri」や「Voice Control」が使えなくなるという大きな落とし穴があります。そのため本記事では「タッチ不良時でもできること」「再起動より先にやるべきこと」を中心に詳しく解説します。
まず理解すべき重要ポイント
強制再起動すると、パスコード解除するまで Siri も Voice Control も使えなくなる。
これが最も危険です。タッチが効かない状態で強制再起動すると、
- パスコード入力ができない
- SiriもVoice Controlも使えない
- 画面操作もできない
- Apple Payも使えない
→ 完全に詰む
という状況になりかねません。
よって、タッチ不良が起きてもいきなり強制再起動してはいけません。まずは「再起動前の今の状態で何ができるか」を確認する必要があります。
【STEP 1】再起動前に “今できる操作” を確認する
タッチが効かなくても、以下の操作ができる可能性があります。
※以下の操作は全て「Face ID / Touch ID」でロック解除できる状態である場合のみ使用可能です。
①「Hey Siri」で操作する(最重要)
タッチが効かない時に最も頼りになるのが『Siri』です。
※ただし “Siriを事前に設定している” ことが前提です。
● 代表的な使い方
「Hey Siri、Voice Controlをオンにして」
→ 設定アプリが開き、 Voice Control(ボイスコントロール) が有効になります。
Voice Controlがオンになると、なんとiPhoneのほとんどの操作が『声だけで可能』になります。
● Siri + Voice Controlでできることの例
・家族や友人に電話
・メッセージ送信
・アプリ起動
・修理店検索
・Wi-Fiオン/オフ
・設定画面の操作
など、多くの操作を『声だけ』で実行可能になります。
↓↓↓Voice Controlついては以下の記事もご覧ください。
② アクションボタン・背面タップに登録した動作
事前設定が必要ですが、タッチが効かなくても発動できます。
▼ たとえば
・ライト点灯
・画面録画
・低電力モード
・特定アプリの起動
・ショートカットで自動操作開始
背面タップ(iPhone 8以降)は特に便利で、本体の背面を『2回 or 3回トントン』で動作できます。
③ サイドボタンのダブルクリックによる電子決済
Apple Payはタッチが効かなくても利用可能です。
・交通系IC
・クレジットカード
・iD、QUICPay
などが使用できます。外出先で画面が壊れたとしても『決済手段を失わない』のは非常に大きな安心材料です。
④ パソコンに接続してバックアップを取る
画面操作ができなくても、PCに接続すればバックアップ作成が可能な場合があります。
▼ バックアップできる条件
・生体認証(Face ID / Touch ID)でロック解除ができる
・信頼済みのPCに接続する
・iTunes / Finder がiPhoneを認識できる
修理前にデータを確保できるかどうかは非常に重要です。
⑤ 緊急時の「自動通報」はロック解除なしでも使用可能
サイドボタン+音量ボタン長押し
↓
「SOS緊急通報」が起動します。
タッチが効かなくても発動するため、万が一の時に命を守るための非常に重要な機能です。
なぜ最初にこれらを確認するのか?
これらの機能は『再起動前は使えることがあるが、再起動後は使えなくなる』ため。
ですので事前に、
・家族への連絡
・必要な情報の確認
・データバックアップ
を最優先で行なってください。
【STEP 2】必要な操作が済んだら『強制再起動』
上記を全て確認し必要な操作が済んだら、最後に強制再起動を実行します。強制再起動は画面操作は一切使わず、物理ボタンのみで行えるため、タッチ不良でもほとんどの状況において実行できます。
▼ 強制再起動で直るケースが多い状況
タッチ不良の原因が
・一時的なフリーズ
・システムエラー
・バックグラウンド暴走
・一時的な高負荷
などの場合は『これ一発で復旧する』ことも珍しくありません。
▼ しかし最初にやってはいけない理由
強制再起動後は必ずパスコード入力が必要になります。タッチできない状態ではロック解除できないため、あらゆる操作が完全封鎖されます。よって、強制再起動は「最後の選択肢」なのです。
強制再起動の操作
iPhone 8以降の機種
① 音量アップを押してすぐ離す
② 音量ダウンを押してすぐ離す
③ サイドボタンを長押し(10〜15秒)
④ Appleロゴが出たら 指を離す
iPhone 7 / 7 Plus
① 音量ダウンボタン + 電源ボタン
② 2つ同時に長押し(10〜15秒)
③ Appleロゴが出たら離す
iPhone 6s / 初代SE以前の機種
① ホームボタン + 電源ボタン
② 同時に長押し(10〜15秒)
③ Appleロゴが出たら離す
【STEP 3】再起動でも直らない場合は修理が必要
再起動で改善しない場合、次のような原因が考えられます:
- デジタイザ(タッチパネル)故障
- 画面と基板をつなぐケーブル断線
- 水没・湿気による内部ショート
などの『ハードウェア修理』が必要なケースがほとんどです。タッチが効かない状態は放置しても直ることはないので、できるだけ早めの相談が安心です。
まとめ:タッチ不良時の正しい対処法
タッチが効かないと焦ってしまいがちですが、最も重要なのは『強制再起動を最初に実行しないこと』です。
正しい手順
- 今できる操作(Siri・Voice Control・PCバックアップ等)を最大限確認する
- 必要な連絡・バックアップなどを先に済ませる
- それから最後に強制再起動を行う
- 改善しなければ早めに修理店へ
この手順を知っているかどうかで、
- データを守れるか
- 連絡手段を失わないか
- その日の行動が止まらないか
が大きく変わります。突然のタッチ不良でも慌てず、正しい手順で対処しましょう。
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