これ知ってた?iPhoneのちょっと小粋な標準機能〜知る人ぞ知る“かなり便利”な3つの機能〜

店長

こんにちは!埼玉県さいたま市浦和のiPhone修理専門店『iPhone修理のスマケア工房』店長です。ご覧いただきありがとうございます。
当店は「即日対応・データそのまま・安心品質」をモットーに、iPhoneのバッテリー交換や画面修理、水没復旧など幅広く対応しています。浦和駅から徒歩圏内でアクセスしやすく、地域の皆さまに信頼いただける修理サービスを目指しています。

今回のテーマ

本日のテーマは「これ知ってた?iPhoneのちょっと小粋な標準機能」です。iPhoneには、誰もが使う「電話・メール・カメラ」以外にも、実はかなり作り込まれている標準機能 が数多く存在します。

ところがそれらの多くは、

  • 設定の奥に隠れている
  • 名前だけ見ても用途が想像しにくい
  • Appleがあまり積極的に宣伝しない
サムネール

といった理由から、存在自体を知られていないことがほとんどです。修理店でお客様と話していると「そんな機能あったんですか?」「それ、めちゃくちゃ便利じゃないですか」と言われることも少なくありません。

今回はそんな『ちょっと小粋で、知る人ぞ知るiPhoneの標準機能』を3つ紹介します。

① アプリプライバシーレポート
② アクセスガイド
③ サウンド認識

いずれも『追加アプリ不要・標準搭載』なので、知っておいて損はありません。

① アプリプライバシーレポート

アプリの「裏の動き」を見える化する安心機能

■ どんな機能?

アプリプライバシーレポートは、iPhone内のアプリが、どのデータや機能にアクセスしたかを記録・一覧表示する機能 です。具体的には、次のような情報が確認できます。

  • どのアプリがカメラやマイクを使ったか
  • どのアプリが位置情報にアクセスしたか
  • どの外部サーバーと通信しているか
  • どれくらいの頻度でアクセスしているか

つまり「このアプリ、本当に信用して大丈夫?」を自分の目で確認できる機能 です。

■ 使い方

  1. 設定
  2. プライバシーとセキュリティ
  3. アプリプライバシーレポート
  4. 「アプリプライバシーレポートをオン」

オンにすると、バックグラウンドで自動的に記録が始まります。

■ おすすめの使い方

  • 最近インストールしたアプリの挙動チェック
  • 子ども用・家族用iPhoneの安全確認
  • 位置情報を使っているアプリの洗い出し
  • 不要なアプリ削除の判断材料

修理店的には、セキュリティ意識が高い人ほどオンにしている印象です。

■ 注意点

  • 表示内容はやや専門的で、最初は分かりづらい
  • 常時記録のため、バッテリー消費がわずかに増える場合あり

■ 対応機種

  • iOS 15 以降対応のiPhone(iPhone 6s 以降が目安)

② アクセスガイド

誤操作を防ぎ、iPhoneを「1つのアプリ専用機」にする

■ どんな機能?

アクセスガイドは『iPhoneを1つのアプリだけ使える状態』に固定できる機能 です。有効にすると、

  • 他のアプリに切り替えられない
  • ホーム画面に戻れない
  • 設定を勝手に変更できない

といった状態になります。

■ 実はこんな使い方が超便利

最近のiPhone(ホームバー搭載機種)では『ゲームや動画視聴中に画面下部をスワイプしてしまい、意図せずホーム画面に戻ってしまう』という経験をした方も多いのではないでしょうか。

アクセスガイドを使うと、この「ホームバー誤反応」を防ぐことができます。特に、

  • ゲームに集中したい時
  • 動画・配信アプリ視聴中
  • 子どもが操作している時

には非常に効果的です。

■ 事前設定方法

  1. 設定
  2. アクセシビリティ
  3. アクセスガイド
  4. オンにする
  5. パスコードを設定

■ 起動・終了方法

  • サイドボタンを3回連続押し(ホームボタン機種はホームボタン3回)
  • 解除も同じ操作で行います。

■ おすすめの使い方

  • 子どもにYouTubeやゲームだけ使わせたい
  • 店舗・展示用iPhoneの操作制限
  • 高齢者の誤操作防止
  • ゲーム中のホームバー誤作動防止

修理店では「子どもに設定をいじられた」「ゲーム中にホームに戻ってイライラする」といった相談への対策としてよく案内しています。

■ 注意点

  • パスコードを忘れると解除が面倒
  • 緊急通報操作には注意が必要

■ 対応機種

  • ほぼすべてのiPhone(iOS 6 以降対応)

③ サウンド認識

音で「異変」を知らせる、ちょっと未来的な機能

■ どんな機能?

サウンド認識は、特定の音をiPhoneが検知して、通知で知らせてくれる機能 です。標準で認識できる音には、次のようなものがあります。

  • ドアベル
  • インターホン
  • 赤ちゃんの泣き声
  • 犬の鳴き声
  • 火災報知器
  • ガラスが割れる音

■ 実は「自分の好きな音源」も登録できる

あまり知られていませんが、自分で用意した音を学習させ、検知対象として登録することも可能 です。たとえば、

  • 特定の家電の音
  • インターホンの独特なチャイム
  • 自分だけが分かる合図音

など、使い方次第で『かなり柔軟な見守りツール』になります。

■ 設定方法

  1. 設定
  2. アクセシビリティ
  3. サウンド認識
  4. オンにする
  5. 検知したい音を選択 or カスタム音を追加

■ おすすめの使い方

  • イヤホン使用中でも来客に気づきたい
  • 別の部屋で赤ちゃんを見守りたい
  • 高齢者や難聴の方のサポート
  • 夜間の安全・防犯対策

うまく使えば、簡易的な見守りデバイス代わり にもなります。

■ 注意点

  • 完璧な認識ではなく、誤検知することがある
  • 常時オンはバッテリー消費が増える
  • 騒がしい環境では精度が落ちる

■ 対応機種

  • iOS 14 以降対応
  • マイク搭載のiPhone(比較的新しい機種ほど精度が高い傾向)

まとめ:標準機能でも「知っているかどうか」で差がつく

今回紹介した3つの機能は、どれも『iPhoneに最初から入っているのにあまり使われていない機能』です。

  • セキュリティ意識を高めたい → アプリプライバシーレポート
  • 誤操作・集中対策 → アクセスガイド
  • 見守り・音の通知 → サウンド認識

すべてを使う必要はありませんが「必要な時に思い出せる」だけでも大きな価値 があります。ぜひ一度設定を確認して、自分の使い方に合った“ちょっと小粋なiPhone機能”を取り入れてみてください。

浦和・川口でiPhoneのお困りごとは『iPhone修理のスマケア工房』 へ! 便利機能の設定や、使い方サポートもおまかせください!!