Apple IDがわからない時の対処法〜パスワードは覚えているのにIDだけ思い出せない問題〜

こんにちは!埼玉県さいたま市浦和のiPhone修理専門店『iPhone修理のスマケア工房』店長です。ご覧いただきありがとうございます。
当店は「即日対応・データそのまま・安心品質」をモットーに、iPhoneのバッテリー交換や画面修理、水没復旧など幅広く対応しています。浦和駅から徒歩圏内でアクセスしやすく、地域の皆さまに信頼いただける修理サービスを目指しています。
今回のテーマ
本日のテーマは「Apple IDがわからない時の対処法」です。普段iPhoneを使っていて、Apple IDを「直接入力」する場面は、実はそれほど多くありません。
- App Store
- iCloud
- 設定画面

これらの場面では、すでにApple IDが選択された状態で「パスワードだけを入力する」というケースがほとんどです。そのため、
パスワードは覚えている、でもApple IDは忘れている
という、少し不思議な状況に陥る方が意外と多いのです。しかし、いざ
- 機種変更
- 初期化
- 別の端末でサインイン
- Appleサポートへの問い合わせ
などで Apple IDを「文字で入力」する必要が出た時、分からなくなってしまうとかなり厄介です。今回は、
- Apple IDを入力する機会
- Apple IDが分からない時の対処法
- パスワードだけ忘れた場合との違い
を、修理店目線で分かりやすく解説します。
尚、Appleが2024年秋以降「Apple ID」の名称を「Apple Account」に変更・統一したため、公式サイトなどでは「Apple Account」と表記されています(名前が変わっただけで同じものです)。本記事ではわかりやすさを重視して、馴染みのある「Apple ID」と表記しています。
そもそもApple IDを「直接入力」するのはどんな時?
日常的には少ないですが、次のような場面ではApple IDそのものの入力 が求められます。
- 新しいiPhoneへのサインイン
- 初期化後のアクティベーション
- iCloud.comへのログイン
- Appleサポートでの本人確認
- ファミリー共有の設定変更
この時にApple IDが分からないと、先に進めなくなってしまいます。
以前はこのような場合の対処法として、Apple公式サイトで「Apple ID を検索」という機能を利用することが紹介されていましたが、現在そのサービスは使えなくなっているようです。
対処法①:iPhone本体でApple IDを確認できる場合
いま使っているiPhoneが操作できる状態であれば、最も簡単に確認できます。
確認手順
- 設定
- 一番上の【自分の名前】
- Apple ID(名前の下に表示されているメールアドレス)
この表示されているメールアドレスが、あなたのApple IDです。複数のメールアドレスを使っている方は「どのメールアドレスをApple IDにしたか」を勘違いしていることも多いので要注意です。
対処法②:購入時の契約書類を確認する
意外と見落とされがちですが、次の書類にApple IDが記載されていることがあります。
- キャリアショップでの購入控え
- 初期設定サポートの書類
- Apple Store購入時のレシート
特に、初期設定をショップで手伝ってもらった方は要チェックです。
対処法③:家族や知り合いとのメールのやり取りを確認する
Apple IDはメールアドレスなので、
- Appleからのメール
- 家族と共有したアプリ・写真の通知
- Apple ID変更時の案内メール
などが、過去のメールに残っていることがあります。「Apple」「iCloud」「App Store」などのキーワードで検索してみましょう。
対処法④:Appleサポートに問い合わせる
どうしても分からない場合は、Appleサポートに直接問い合わせる方法があります。その際は、
- 本人確認
- 購入履歴
- 端末情報(IMEIなど)
を求められることがあります。時間はかかりますが、正規のルートで解決できる最終手段です。
「Apple IDは分かるけど、パスワードだけ忘れた」場合
このケースは比較的シンプルです。Apple公式サポートページで
パスワードをお忘れですか? → パスワードをリセット
の流れで、ほとんどの場合は自力で解決可能です。
修理店目線での注意点
修理や機種変更の際「Apple IDが分からないのでサインインできない」という理由で、作業が止まってしまうケースは少なくありません。特に、
- 家族が設定した
- 昔ショップで作ってもらった
- メールアドレスを何度も変えている
という方は要注意です。
まとめ:Apple IDは「今のうちに確認」が一番
- Apple IDは普段入力しないから忘れやすい
- パスワードよりIDの方が厄介
- 本体・書類・メールを順に確認
- 分からなければAppleサポートへ
おすすめなのは、今使っているiPhoneでApple IDを一度メモしておくことです。「そのうち確認しよう」は、トラブルが起きた時には遅いこともあります。修理現場でも「IDが分からない」ケースの方が圧倒的に大変になルことが多いです。
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