スマホ新法で何が変わる?〜“日本のiPhoneはオワコン”は本当なのか?〜

こんにちは!埼玉県さいたま市浦和のiPhone修理専門店『iPhone修理のスマケア工房』店長です。ご覧いただきありがとうございます。
当店は「即日対応・データそのまま・安心品質」をモットーに、iPhoneのバッテリー交換や画面修理、水没復旧など幅広く対応しています。浦和駅から徒歩圏内でアクセスしやすく、地域の皆さまに信頼いただける修理サービスを目指しています。
今回のテーマ
本日のテーマは「スマホ新法で何が変わる?」です。2025年12月18日、日本でいわゆる「スマホ新法」が全面施行されました。ネットニュースやSNSでは、この法律をきっかけに、
- 「日本のiPhoneは終わった」
- 「これからはAndroid一択」
- 「Appleは日本市場で不利になる」

といった、少し極端な意見も見かけるようになりました。ですが、修理やサポートの現場で実際にiPhoneユーザーと接している立場から言うと、その見方はかなり誇張されています。この記事では、
- スマホ新法とはどんな法律なのか
- iPhoneユーザーに実際どんな影響があるのか
- なぜ「iPhoneオワコン説」が出てくるのか
を、できるだけ分かりやすく解説します。
そもそも「スマホ新法」とは何?
スマホ新法は、正式には『スマートフォン分野における公正な競争を促進するための法律』といいます。立法の背景にあるのは、
- 特定の巨大プラットフォーム(OS・ストア・決済など)に市場が集中しすぎている
- 新しいサービスや他社が参入しにくい
- 利用者が「選ばされている」状態になっている
といった問題です。簡単に言えば「スマホの世界を、もう少し開かれた競争環境にしましょう」という考え方の法律です。
スマホ新法のポイントを“利用者目線”で整理すると
法律の細かい条文は専門家向けなので、ここでは利用者に関係する方向性だけを整理します。
- 特定の標準アプリや仕組みを“絶対”にしない
- 他社サービスや代替手段が入りやすい余地を作る
- 利用者が 「選べる状態」 を確保する
重要なのは『一般ユーザーに新たな義務や罰則が課される法律ではない』という点です。
iPhoneユーザーへの影響は?
ここが一番気になるところだと思います。
結論:今すぐ何かが変わるわけではありません
スマホ新法が施行されたからといって、
- iPhoneの操作方法が変わる
- App Storeが使えなくなる
- Appleのサービスが禁止される
といったことは ありません。これまで通り、
- App Store
- Safari
- Apple純正アプリ
- Apple Pay
を、普通に使い続けられます。
影響が出るとすれば「将来的・段階的」
スマホ新法の影響は、一気にではなく、かなりゆっくり 出てきます。たとえば将来的に考えられるのは、
- 標準アプリの変更がより簡単になる
- アプリ配布や決済の選択肢が増える可能性
- Apple以外の選択肢が「存在できる」環境になる
といったレベルです。多くの人は「言われてみれば、前より選べるようになったかも?」と感じる程度でしょう。
なぜ「日本のiPhoneはオワコン」みたいな話が出るのか?
この手の話が出てくる理由は、主に次の3つです。
① 規制=Apple不利、という単純化
「規制が入る=Appleが縛られる=iPhone終わり」という、かなり雑なロジックが広まりやすいからです。実際には、Appleだけを狙い撃ちする法律ではありません。
② 海外ニュースの切り取り
EUなど海外の規制(DMA:Digital Markets Act)と混同し、
- 日本も同じことが起きる
- iPhoneの自由度が大きく下がる
と誤解されがちです。日本のスマホ新法は、かなり『マイルドで段階的な設計』です。
③ 「変化=不安」を煽る方が注目される
- 「iPhoneは終わる!」
- 「もう使えなくなる!」
こうした表現の方が、冷静な解説よりも注目を集めやすいのが現実です。
修理店目線では「iPhoneオワコン説」は現実的ではない
現場で日々iPhoneとiPhoneユーザーを見ていて感じるのは、
- iPhoneユーザーが急に減る兆しはない
- 高齢者・初心者層ほどiPhoneの安心感は強い
- サポート・修理体制も今後すぐ変わることはない
という点です。スマホ新法が施行されたからといって、iPhoneの価値や使いやすさが急落することはありません。
ただし“利用者側に求められる意識”は少し変わる
便利さが失われるわけではありませんが、今後は次の点を少し意識すると安心です。
①「公式じゃないもの」が増える可能性
選択肢が増えるということは「よく分からない配布元」「聞いたことのないサービス」に触れる機会も増える、ということです。
②「自己判断」の場面が少し増える
これまでは『App Store=基本的に安心』という感覚が強かったと思います。今後は、選べる代わりに、選択の責任も少し増えるという方向に進む可能性があります。
まとめ:スマホ新法で「iPhoneが終わる」は誤解
- スマホ新法は競争促進のための法律
- iPhoneユーザーが今すぐ困ることはない
- 日本のiPhoneがオワコンになる根拠は薄い
- ただし将来的に選択肢と判断の場面は増える
今まで通り使っていて問題ありません。むしろ大切なのは、
- 「うまい話」にすぐ飛びつかない
- よく分からない変更があったら一度立ち止まる
という姿勢です。
- 「これ、入れて大丈夫?」
- 「この設定、変えていいの?」
と迷ったら、無理に自己判断せず、お気軽にご相談ください。
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