iPhoneの「電源ボタン3回押し」の便利な使い方〜知らないと誤爆しがちな神機能〜

店長

こんにちは!埼玉県さいたま市浦和のiPhone修理専門店『iPhone修理のスマケア工房』店長です。ご覧いただきありがとうございます。
当店は「即日対応・データそのまま・安心品質」をモットーに、iPhoneのバッテリー交換や画面修理、水没復旧など幅広く対応しています。浦和駅から徒歩圏内でアクセスしやすく、地域の皆さまに信頼いただける修理サービスを目指しています。

今回のテーマ

iPhoneの電源ボタンの使い方といえば、

・1回押し → スリープ/スリープ解除
・長押し → Siri
・長押し+音量ボタン長押し → 電源オフ
・2回押し → Apple Pay

サムネール

このあたりが有名です。

ですが実は――『3回押し』にも重要な役割があるのをご存知でしょうか?

実はこれ「アクセシビリティショートカット」を呼び出す機能なんですが、初期状態では何も設定されていないことがほとんどなので「知らない」という方が多い印象です。今回は、

・電源ボタン3回押しとは何か
・設定方法
・よくあるトラブル
・困ったときの対処法
・修理店目線でのおすすめ設定

について、わかりやすく解説します。

電源ボタン3回押しとは?

正式には『アクセシビリティショートカット』と呼ばれる機能です。サイドボタンを素早く3回押すことで、あらかじめ設定した機能を即座に呼び出せます。

  • 画面拡大(ズーム)
  • 画面の色反転
  • AssistiveTouch
  • VoiceOver
  • カラーフィルタ
  • 背景音
  • アクセスガイド
  • 拡大鏡   など

つまり『ワンタッチで特定の支援機能をオン/オフできる仕組み』なのです。

設定方法

設定手順はとても簡単です。

  1. 「設定」を開く
  2. 「アクセシビリティ」をタップ
  3. 下の方にある「ショートカット」を選択
  4. 使用したい機能にチェックを入れる

これで完了です。

ひとつだけ選択した場合、3回押し時に即座に実行されます。また、複数項目を選択した場合は、3回押し時に「選択メニュー」が表示されるようになります。

初期状態は「未設定」

アクセシビリティショートカットは、初期設定では何も選択されていません。ただし、

  • 古いiPhoneからのデータ移行
  • 初期設定時に無意識に設定
  • 家族からの譲渡端末
  • 中古端末

などにより、知らない間に何かが設定されているケースがあります。修理店でも、

「画面が急に拡大して戻らない」
「色が変になった」
「タッチ操作が効かなくなった」

というご相談が時々あります。

その原因が「3回押し誤発動」だったということは、珍しくありません。

知らずに発動して困りがちな機能

ここからは、特にご相談の多いトラブルを紹介します。

① 画面ズーム(拡大)

症状:
・画面が大きくなりすぎる
・スクロールできない
・操作ができない

解除方法:
→ 画面を3本指でダブルタップ

② 色反転(クラシック反転)

症状:
・黒背景になる
・色がネガフィルムのようになる

解除方法:
→ サイドボタンを再度3回押す

③ VoiceOver

症状:
・タップしても反応しない
・読み上げが始まる
・操作方法が変わる

解除方法:
→ サイドボタンを3回押し
または
→ Siriに「VoiceOverをオフ」と話す

電源ボタン3回押し『おすすめランキング』

ここからは、修理店目線での『おすすめ設定ランキング』をご紹介します。

1位:拡大鏡(Magnifier)

実はかなり便利なのが「拡大鏡」。背面カメラを使って、

  • 小さな文字
  • 薬の説明書
  • シリアル番号
  • 配線の刻印

などを瞬時に拡大できます。特に40代以降の方には圧倒的におすすめ。「3回押しで即拡大」は本当に便利です。

2位:アクセスガイド

意外と知られていませんが、これは非常に強力な機能です。起動すると、

  • 他のアプリへ移動不可
  • ホームに戻れない
  • 画面の一部をタッチ無効
  • 通知表示なし

という状態になります。つまり、iPhoneを一時的に『専用端末化』できます。例えば、

  • ゲーム中に誤操作を防ぎたい
  • 子どもにYouTubeだけ見せたい
  • 店舗の受付端末を固定表示したい
  • 自動ロックしないで表示し続けたい

といった用途に最適です。アクセシビリティショートカットに選択する場合、あらかじめ以下の設定をしておきましょう。

設定 → アクセシビリティ → アクセスガイド → オン

3回押しとセットで設定すると『感動』するレベルで便利ですよ。

3位:AssistiveTouch

画面上に表示される丸いボタンから、各種操作を呼び出せる機能です。使用する場合、あらかじめ必要な操作を登録しておきます。

  • スクリーンショット
  • コントロールセンター
  • 画面ロック
  • 音量+ / 音量-
  • Siri
  • ホーム  など

さらに「カスタムジェスチャ」で画面操作を記録できます。

  • ピンチ
  • スワイプ
  • 多指タップ  など

極めれば、ゲームなどで「面倒な画面操作」を自動化することも可能です。アクセシビリティショートカットに選択する場合、あらかじめ以下の設定をしておきましょう。

設定 → アクセシビリティ → タッチ → AssistiveTouch → オン

尚、すでにAssistiveTouchを利用している方で、いわゆる「AssistiveTouchどこに置く問題」にお悩みの方も、3回押しに設定することで『いつでもオン/オフ』できるのでおすすめです。

設定を完全にオフにする方法

使いこなせばとても便利な「電源ボタン3回押し」ですが、もし不要であれば、

  1. 設定 → アクセシビリティ → アクセシビリティショートカット
  2. → すべてのチェックを外す

これで完全に無効化できます。

まとめ

iPhoneの電源ボタン3回押しは、

  • 上手く使えば便利な機能
  • 知らないと混乱の元にもなる機能

という、両極端な特性をもっています。

初期設定では何も起きませんが、データ移行や中古端末では注意が必要かもしれません。

ぜひ一度、ご自身のiPhoneの設定を確認してみてください。

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