知らないと危険！iPhoneを寒さから守る注意点まとめ〜冬のトラブルを徹底解説〜

2025年12月6日 2025年12月6日

k-mura@ejcoms.co.jp

こんにちは！埼玉県さいたま市浦和のiPhone修理専門店『iPhone修理のスマケア工房』店長です。ご覧いただきありがとうございます。
当店は「即日対応・データそのまま・安心品質」をモットーに、iPhoneのバッテリー交換や画面修理、水没復旧など幅広く対応しています。浦和駅から徒歩圏内でアクセスしやすく、地域の皆さまに信頼いただける修理サービスを目指しています。

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今回のテーマ

本日のテーマは「知らないと危険！iPhoneを寒さから守る注意点まとめ」です。真冬になると「バッテリーが急に減る」「電源が落ちる」「NFCだけ反応しなくなる」など、寒さが原因のiPhoneトラブルでご来店されるお客様が一気に増えます。

実はiPhoneは気温0℃を下回る環境が非常に苦手で、内部のリチウムイオン電池は低温下で性能が大幅に低下します。
本記事では、修理店の現場で多く寄せられる“冬の不具合”を踏まえながら、真冬にiPhoneを安全に使うための注意点と、効果的な寒さ対策をまとめてご紹介します。

iPhoneが寒さに弱い理由とは？

iPhoneの推奨動作温度は「0℃〜35℃」

Appleが公表しているiPhoneの動作環境温度は 0℃〜35℃。この範囲から外れると、内部バッテリーの化学反応が鈍くなり、以下のような症状が現れます。

バッテリーが異常に早く減る
30〜50％残っているのに突然シャットダウンする
NFC（交通系IC・マイナンバーカード）が読み取れない
カメラが起動しない／画像が乱れる
充電が進まない・反応しない

冬に多いこれらの不具合は、故障ではなく温度による保護動作で起きている場合がほとんどです。

真冬のよくあるトラブル

１．バッテリーの急減と突然の電源落ち

低温によりバッテリー供給電圧が不安定になり、OSが安全のため自動的にシャットダウンするケースが多く見られます。特にiPhoneX〜iPhone12シリーズは低温耐性が弱く、事例が増えがちです。

２．冷えたまま充電して“バッテリー劣化”が進む

「電源が落ちそうなので外でモバイルバッテリーにつないだ」という方も多いですが、低温状態での充電はバッテリーにダメージを与える原因になります。
→ 冷えていると感じたときは、まず室温に戻してから充電してください。

３．結露による内部水没

冷え切ったiPhoneを暖房の効いた室内へ持ち込むと、内部に水滴（結露）が発生し、以下の故障につながることがあります。その結果、

充電不可（液体検知）
スピーカーの音割れ
Face ID が使えなくなる
画面内部に曇りができる

という症状が発生してしまいます。「充電ケーブルを挿しても反応しない」時は、早急に修理が必要です。

４．カメラ・Face ID の不調

低温下では精密センサーが正常に動作できず、カメラが起動しなかったり、Face IDが認証されないことがあります。特にスキー・スノボ・イルミネーション撮影などは要注意。後述の「寒さ対策」などをうまく活用しましょう。

今日からできる！iPhoneを寒さから守る対策

iPhoneは“身体の近く”に入れて持ち歩く：
ダウンの外ポケットやバッグの前面ポケットは冷えやすいため、上着の内ポケットやズボンの前ポケットがベスト。
室内に入ってもすぐにケースを外さない：
急激に温度が変わると結露が発生しやすいため、ケースを付けたまま 30分ほど放置して温度を戻すのが安全です。
屋外撮影の前は「低電力モード」をON：
カメラ利用は発熱・負荷が大きく、低温環境では電源落ちのきっかけになります。低電力モードで内部負荷を抑え、突然のシャットダウンを防止できます。
本体が冷えているときは充電しない：
充電する場合は、
・手で温める
・室内で自然に温度が戻るのを待つ
これが最も安全です。