iPhoneが水没しているかを調べる方法〜一般ユーザーでもできる「水没マーカー」チェック〜

店長

こんにちは!埼玉県さいたま市浦和のiPhone修理専門店『iPhone修理のスマケア工房』店長です。ご覧いただきありがとうございます。
当店は「即日対応・データそのまま・安心品質」をモットーに、iPhoneのバッテリー交換や画面修理、水没復旧など幅広く対応しています。浦和駅から徒歩圏内でアクセスしやすく、地域の皆さまに信頼いただける修理サービスを目指しています。

今回のテーマ

本日のテーマは「iPhoneが水没しているかを調べる方法」です。昨日の記事でも「水没した中古iPhoneは選ばないように」とご案内しましたが、実際にこう思う方が多いはずです。

サムネール
  • 「水没って、どうやって判断するの?」
  • 「見た目じゃ分からないよね…」

結論から言うと、厳密には分解して内部を調べないと断定はできません。ただ、一般ユーザーでも比較的簡単にできる『かなり有効な簡易チェック方法』があります。

それが『SIMトレイ内の“水没マーカー”を確認する方法』です。

まず結論:水没マーカーを見よう

iPhoneには、内部に水が入った可能性を判定するために「水没マーカー」が入っています。水没マーカー(液体侵入インジケータ:LCI)とは、水分に触れると「白」から「赤」に変色し、内部への水濡れを検知するシールです。

判定は超シンプルでこの水没マーカーが、

  • 白(または白っぽい)→ 基本的に水没なし
  • 赤(または赤くにじんでいる)→ 水没の可能性が高い(=水没機扱い)

となります。

やり方:SIMトレイを抜いて中を覗く

用意するもの

  • SIMピン(またはクリップでも代用可)
  • 明るい照明(できればスマホのライト)
  • できればルーペ(なくてもOK)

手順

  1. iPhone側面の SIMトレイ穴にSIMピンを差し込む
  2. SIMトレイを引き出す
  3. トレイ奥(本体内部側)に見える 小さな四角/丸のマーカーを探す
  4. その色が「白」か「赤」かを確認する

※暗いと見えにくいので、ライトを斜めから当てると見つけやすいです。

主な機種の「SIMトレイ」と「水没マーカー」の位置

機種によって多少違いはありますが、基本は以下の図の通りです。

iPhone12以降の機種

iPhoneX〜11シリーズ

iPhone6〜8シリーズ / iPhoneSE(第2・3世代)

iPhone5シリーズ / iPhoneSE(初代)

※参考:https://support.apple.com/ja-jp/109350
※同じシリーズでも微妙に位置がズレることがあります。
※見えない=無い、ではなく角度を変えて探すのがコツです。
※iPhone 11以前の機種およびiPhone SEシリーズでは、水没マーカーが「フロントパネルの裏」に付いています。そのため、画面割れの修理などでフロントパネル交換歴のある端末では、SIMトレイ内の水没マーカーを確認できないことがあります。

この方法の“限界”も知っておこう

ここが重要です。水没マーカーのチェックは強力ですが、万能ではありません。

SIMトレイのマーカーが反応しない水没もあり得る

例えば、

  • 水の侵入が少ない
  • 浸水経路がSIMトレイではない

というケースでは、SIMトレイのマーカーが白のままでも内部に水が入っている可能性があります。

浸水しやすい別ルート例

  • スピーカー部
  • マイク部
  • サイドボタン/ミュートスイッチ周辺
  • フロントパネルとフレームの隙間

こうした箇所からの浸水の場合、SIMトレイのマーカーが白いままで、内部(分解しないと見ることができない)のマーカーだけが赤くなっているケースもあり得ます。

ただし、SIMトレイ周辺は「丸ごと水に浸かった時に水が入りやすい代表的な場所」なので、ここが白なら『ほぼ安心』と判断してよいケースが多いです。

自分のiPhoneと中古iPhone

自分のiPhone:
使用者本人の“水濡れの心当たり”の方がよほど正確(マーカーは“参考”として割り切る)

中古iPhone:
白=かなり安心だが、他の動作確認はしっかりと

中古端末の場合は、購入前に「確認させてくれる店かどうか」も含めて評価してください。これを嫌がる店は、避けた方が無難です。

iPhone水没の主な影響(なぜ怖い?)

水没で怖いのは「その場で壊れる」だけではありません。数日〜数週間後に突然、

  • 充電不良が出る
  • Face IDが死ぬ
  • タッチ不良が出る
  • 基板腐食が進行する
  • いきなり起動不能に陥る

つまり、時間差で『深刻な症状が出る』ことがあるのが水没の厄介な点です。

もし自分のiPhoneで水没を認識したら

まずやってほしいこと(最優先)

  • 電源を切る(可能なら)
  • 充電しない
  • 水分を拭き取る
  • SIMトレイを抜いてそちらを下に向けて乾燥させる

やってはいけないこと(悪化しやすい)

  • ドライヤーで温風を当てる
  • 充電して「動くか試す」
  • 振る(内部に広がる)
  • お米に入れる

そして、できるだけ早く修理店に相談してください。

↓↓↓水没修理ついては以下の記事もご覧ください。

まとめ:一般ユーザーの水没判定は「水没マーカー」を確認

  • SIMトレイを抜いて 水没マーカーを見る
  • 白なら“かなり安心”
  • 赤なら水没機扱いで避ける
  • ただし100%ではないので、他の動作チェックも組み合わせる

中古iPhone選びでは、このチェックができるだけで「ハズレを引く確率」が大きく下がります。

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