iPhoneの「背面タップ」でできる意外な便利技8選~修理専門店が徹底解説!~

こんにちは!埼玉県さいたま市浦和のiPhone修理専門店『iPhone修理のスマケア工房』店長です。ご覧いただきありがとうございます。
当店は「即日対応・データそのまま・安心品質」をモットーに、iPhoneのバッテリー交換や画面修理、水没復旧など幅広く対応しています。浦和駅から徒歩圏内でアクセスしやすく、地域の皆さまに信頼いただける修理サービスを目指しています。
今回のテーマ
本日のテーマは「iPhoneの「背面タップ」でできる意外な便利技8選」です。
毎日のようにiPhoneに触れている方でも、意外と知らない「裏技的な便利機能」がたくさんあるのをご存じでしょうか? その代表格が、iOS14以降に搭載された 「背面タップ(Back Tap)」 機能です。これは、iPhoneの背面をトントンと軽く叩くだけで、特定の操作を呼び出せるというもの。ボタンを押さなくても操作できるので、画面が壊れている時や、手袋をしている時にも便利です。

しかも、背面タップに割り当てられる機能は自由自在。スクリーンショットのような基本動作から、ショートカットアプリを使った自動化まで対応しており、設定次第で「自分だけのカスタムiPhone」に変えることができます。
今回は、そんな背面タップの中でも 「意外と知られていない便利な使い方8選」 を、筆者の実体験を交えてご紹介します。
背面タップの設定方法(基本編)
まずは設定方法をおさらいしましょう。
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」→「タッチ」→「背面タップ」を選択
- 「ダブルタップ」または「トリプルタップ」に好きな操作を登録
ポイントは、ケースの厚みや材質によって反応が変わること。
TPUやシリコンなど柔らかいケースなら反応しやすく、硬いハードケースや金属プレート入りのマグネットケースでは感度が落ちることがあります。
(注)背面タップはiPhone 8以降の機種で対応しています。
便利技1.スクリーンショットを撮る
もっとも人気が高いのがこの機能。
通常、スクリーンショットを撮るには「電源+音量ボタン」を同時に押す必要がありますが、背面タップを設定しておけば、片手でトントンするだけでOK。
SNSやメールで画面を共有したいとき、マニュアルを作るときなど、「一瞬のタイミングを逃さず撮れる」のが大きな魅力です。
ワンポイントアドバイス:音量ボタンの故障や押しづらいケースを使っている方にもおすすめ。ボタン摩耗を防ぐ意味でも長期的に効果的です。
便利技2.瞬時に画面ロック
机に置くたびにサイドボタンを押すのが面倒…という方には、背面タップでの画面ロックが便利です。
ワンタップでスリープに入るので、バッテリー消費を防ぎ、ポケットやバッグの中で誤作動するのも防げます。
さらに、ボタンを頻繁に押さなくなることで、「サイドボタンの陥没・反応不良」などの修理トラブルを未然に防ぐことにもつながります。
便利技3.ライト(懐中電灯)をつける
夜道や暗い室内での“あるある”トラブル。背面タップにライトのオン/オフを割り当てておくと、わざわざコントロールセンターを開かなくても一瞬で点灯できます。
特に、荷物を持っていて片手がふさがっている時に大活躍。カメラアプリのライトよりも明るく、緊急時にも役立ちます。
ワンポイントアドバイス:トリプルタップで「点灯」、ダブルタップで「消灯」など、異なるタップ回数に設定すればよりスマートに使い分け可能です。
便利技4.カメラを一発起動
「撮りたい!」と思った瞬間にロック解除→アプリ起動……では、その一瞬を逃してしまうこともあります。
背面タップに「カメラを起動」を割り当てれば、iPhoneを取り出してトントンで即撮影。旅行やお子様の写真など、スピードが求められるシーンに最適です。
ワンポイントアドバイス:「フロントカメラを起動するショートカット」を登録しておけば、自撮りモードで素早く撮影することもできます。
便利技5.AssistiveTouchを呼び出す
ホームボタンのない機種では、AssistiveTouch(仮想ホームボタン)は非常に便利な機能です。背面タップに設定しておけば、画面の隅を探さなくても、背面を軽く叩くだけで表示できます。
Touch IDのないモデルでもホーム操作やアプリ切り替えが簡単にできるので、物理ボタンが壊れているiPhoneや、高齢者の方の操作サポートにもおすすめです。
便利技6.ショートカットアプリとの連携で自動化
実は、背面タップの真価は「ショートカットアプリ」と組み合わせた時に発揮されます。
たとえば次のような使い方が可能です:
- 自宅までの経路をマップで自動表示
- LINEで家族に「今から帰ります」とメッセージ送信
- 指定した音楽プレイリストを再生
- スクリーンタイムをオン/オフ
- 特定の照明をスマートホーム連携で操作
つまり、「背面タップ=自動スイッチ」として活用できるのです。
ワンポイントアドバイス:設定が複雑でうまく動作しない場合、「ショートカットアプリ→自動化→トリガーを背面タップ」と設定すれば安定します。
便利技8.「Wi-Fi」や「Bluetooth」を切り替え
これは意外と知られていませんが、ショートカットアプリを経由すれば 背面タップでWi-FiやBluetoothのオン/オフ も可能です。
自宅から外出する時や、モバイルバッテリー節約を意識する方には便利。「Wi-Fiオンで家モード」「オフで外出モード」といった自動化もできます。
【応用編】おすすめの設定組み合わせ
当店おすすめの設定は以下の通りです:
- ダブルタップ → スクリーンショット
- トリプルタップ → AssistiveTouch
- ショートカット連携で → 家族への定型メッセージ送信
また、片手操作に慣れない方や、物理ボタンに不安がある方にも、背面タップは“第二の補助ボタン”として非常に有効です。
注意点とトラブル対処
- 厚手のケースでは反応が悪くなる
- タップが強すぎると誤反応を起こす
- ショートカット登録が複雑な場合、挙動が安定しない
反応が鈍い場合は「設定→アクセシビリティ→タッチ」から感度を見直すことで改善します。また、再起動で安定するケースも多いです。
まとめ:背面タップは“あなた仕様”のiPhoneに変える近道
iPhoneの背面タップは、知れば知るほど奥が深い機能です。設定次第で、iPhoneがまるで自分専用にカスタマイズされたツールのようになります。
- 手がふさがっている時の時短操作
- ボタン摩耗を防ぐ
- 高齢者や初心者でも直感的に使える
どんな方にもメリットがあり、特に日常的にiPhoneを使う方ほど「もう手放せない!」という声が多い機能です。
設定方法が難しい場合や、反応が悪い時はぜひ当店にご相談ください。
当店では、修理・バッテリー交換はもちろん、こうした設定サポートや操作説明も行っています。


