iPhoneが熱くなる原因と対処法〜“高温注意”警告の仕組みまで徹底解説〜

こんにちは!埼玉県さいたま市浦和のiPhone修理専門店『iPhone修理のスマケア工房』店長です。ご覧いただきありがとうございます。
当店は「即日対応・データそのまま・安心品質」をモットーに、iPhoneのバッテリー交換や画面修理、水没復旧など幅広く対応しています。浦和駅から徒歩圏内でアクセスしやすく、地域の皆さまに信頼いただける修理サービスを目指しています。
今回のテーマ
本日のテーマは「iPhoneが熱くなる原因と対処法」です。当店ではよく「iPhoneがとても熱くなる」というご相談をいただくことがあります。SNSやゲーム中だけでなく、普通にブラウジングしているだけで熱くなったり、最悪の場合 「高温注意」警告が表示されて操作不能 になることも。

iPhoneは精密な電子機器ですが、内部構造を理解しておくと、正常な発熱と危険な発熱の違いを見分けやすくなります。また、修理店である当店では「どの部分が熱いのか」で故障箇所を推測することが可能です。
この記事では、
- iPhoneが熱くなる原因
- 放置してよい正常発熱/危険な異常発熱
- 「高温注意」警告の仕組み
- 基板位置の違い(iPhone11以前 vs 12以降)
- 正しい対処法
までしっかりと解説します。
iPhoneが熱くなる主な原因
1.重い処理(ゲーム・動画撮影・SNS)
CPU・GPUがフル稼働すると熱を持ちます。
特に以下のような操作は発熱しやすいです。
・4K動画撮影
・動画編集
・3Dゲーム
・位置情報を利用するアプリ
・ビデオ通話
2.環境温度が高い(直射日光・車内)
外気温が高いと内部温度も上昇します。
特に真夏の車内は“数分で危険温度”になります。
3.充電しながらの使用
バッテリーが発熱しやすく、熱がこもります。
4.バッテリー劣化
劣化したバッテリーは内部抵抗が増え、
発熱しやすい状態になります。
5.アプリの暴走/OSの不具合
バックグラウンドでアプリが暴走し続けると、
高負荷状態が続き内部温度が上昇します。
6.ケースの通気性が悪い
金属ケース・極厚ケースは熱が逃げにくいです。
7.落下・水没による内部ショート
基板の局所ショートは非常に危険な発熱。
この場合はすぐに使用中止+修理推奨です。
正常な発熱/危険な発熱の違い
正常な発熱(放置OK)
・動画撮影やゲームで一時的に熱くなる
・初期設定直後(バックグラウンド処理中)
・充電中に温かくなる程度
・アプリ更新が大量に走っているとき
→ 一時的であれば問題ありません。
危険な発熱(要対処)
・触れないほど熱い
・何もしていないのに熱い
・右(左)中央だけ異常に熱い(基板の可能性)
・バッテリー残量が異常に減る
・発熱と同時に再起動を繰り返す
→ こういう場合は即対処が必要です。
iPhoneに「高温注意」が表示される条件
iPhoneには、内部を保護するための温度センサーが複数搭載されており、本体内部が一定以上の温度に達すると、自動的に使用を制限する仕組みがあります。その際に表示されるのが、
高温注意
iPhoneの本体温度が下がるまでお待ちください
といった警告画面です。

これが表示されると、以下のように多くの機能が停止し、まともに操作できません。
「高温注意」で停止する主な機能
・充電が停止
・フラッシュライト使用不可
・カメラ使用不可
・画面の明るさが自動で低下
・一部アプリが強制停止
・5G/4G通信が制限
・GPS精度の低下
・ゲーム、動画、編集アプリなどの操作
これは故障ではなく、内部の基板・バッテリー・ディスプレイなどを、熱から守るための“安全装置”が作動した状態 です。
「高温注意」が出る温度の目安
Appleが具体的な内部温度を公表しているわけではありませんが、修理店での経験・海外技術資料から、以下の温度帯が目安になります。
ネットなどでよく「iPhoneは内部温度が35℃を超えると『高温注意』アラートが出る」といった情報が見受けられますが、実際にはもっと高い温度にならない限り出ない様です。これは「iPhoneの適切な動作温度は0℃~35℃」という設定から、それを超えるとアラートが出るのでは、という誤解が生じていると思われます。
■ 内部温度 35〜40℃
→ やや温かい(正常範囲)
■ 内部温度 40〜45℃
→ 負荷が高いと温かく感じる(正常だが高め)
■ 内部温度 45〜50℃
→ パフォーマンス低下(スロットリング)
■ 内部温度 50〜55℃
→ 「高温注意」発動ライン(操作制限)
■ 内部温度 55℃以上
→ 自動シャットダウン(基板保護)
→ 続くとバッテリーが劣化・膨張の恐れ
※外気温ではなく、本体内部の温度が基準です。
「高温注意」が起きやすい状況
iPhoneが高温になる原因と似ていますが、その中でも特に注意したい条件をまとめます。
1.炎天下(夏の日差し)での長時間使用
・海水浴
・キャンプ
・真夏の車内
・屋外の動画撮影
→ もっとも『高温注意』が出るシチュエーションです。
2.カーナビとして長時間使用
車載ホルダーで直射日光+連続発熱、という危険な組み合わせ。
3.4K/60fpsの動画撮影
近年の高画質モードは発熱が大きく、
最新機種でも熱停止が起こることがあります。
4.ワイヤレス充電(MagSafe)+ケース
充電熱がこもりやすく、ケースの材質によっては冷えにくいことも。
5.使いながらの充電
SNS・動画視聴をしながら充電すると内部発熱が増幅。
6.アプリの暴走・OSアップデート直後
バックグラウンドで大量処理が走っていると温度が急上昇します。
「高温注意」が出たときの正しい対処法
- 日陰・涼しいところに移動:
冷房の効いた室内が最適 - ケースを外す:
熱を逃がしやすくします。 - 一切操作せず放置(5〜10分で回復):
操作は発熱を悪化させます。 - ワイヤレス充電は中止:
充電系は熱の発生源です。 - 冷やしすぎない(絶対にNG):
・冷蔵庫
・保冷剤
・扇風機
急激な温度変化は内部結露による水没扱いになり、むしろ故障の原因になります。
修理店でよくある相談
「高温注意が頻繁に出る」場合、次の可能性があります。
- バッテリーの著しい劣化
- 水没などによる内部ショート
- ケースが原因で熱がこもる
特にバッテリー劣化は、発熱とセットで起きやすいため修理店にご相談いただく価値があります。
iPhone内部の基板位置で「熱の原因」が予測できる
iPhoneの発熱箇所を触ったとき、どの部分が熱いのか である程度原因が推測できます。
■ iPhone 11以前のモデル:
ロジックボードは端末の『右側中央』に配置
・右側が熱い → 基板(CPU、GPUなど)の可能性
・左側が熱い → バッテリー劣化の可能性
・下部が熱い → ライトニング端子・バイブレーター
■ iPhone 12以降のモデル:
ロジックボードは端末の『左側中央』に配置
・右側が熱い → バッテリー劣化の可能性
・左側が熱い → 基板(CPU、GPUなど)の可能性
・下部が熱い → ライトニング端子・バイブレーター

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特に『基板』付近が熱い場合、以下の条件を確認する必要があります。
何か「重たい処理(ゲーム・GPS・更新作業など)」をしている場合
→通常の発熱の可能性が高い。処理後放置して冷めてくるなら問題はありません。
特に何もしていないのに常時熱い場合
→基板上のICチップなどの『ショート』も考えられます。早めにご相談ください。
iPhone12シリーズからは内部設計が刷新されたため、発熱要因の位置も以前と変わっています。そのため、ご相談の際は「どの機種のどこが熱いか」「いつ(使用中・充電中・放置中)熱いか」を伝えていただくと、故障箇所の推測精度が大幅に上がります。
まとめ:発熱はiPhoneからの“サイン”
iPhoneが熱くなるのはよくあることですが、その中には明確に危険なサインもあります。
- 動作に支障がない → 正常な発熱(放置して冷めるなら問題なし)
- 「高温注意」表示 → 安全装置が作動した状態(慌てず様子を見て)
- 局所的に熱い/何もしていないのに熱い → 異常発熱(早めの診断・修理を)
不安を感じる場合は無理に使わず、早めの診断をおすすめします。
浦和・川口エリアでiPhone修理なら「iPhone修理のスマケア工房」へ。発熱トラブルの診断、バッテリー劣化チェック、基板修理の相談まで幅広く対応しています。


